今年は読んだ本の感想書いていきます。
ラノベはセーフ、漫画はなしで。
鍵のない夢を見る(6冊目) 7/10点
なんだか上手くいかない女性の話がメインの短編集。暗い話だけどやっぱり辻村深月の小説は好きだな~。
ただこれで直木賞かと言われるともっと他に辻村深月作品であったのではとか。
校閲ガール(7冊目) 8/10点
ちと軽い文章だが面白かった。
校閲という地味(失礼か?)な仕事にスポットを当てて話を展開していくのは新鮮て面白い。ツッコみ所のある文章を例題として提示するのは意外とムズそうだ。続編もあるみたいなので読みたいし作者の他のシリーズも読みたくなった。
今どき女子みたいな感じの古い表現が気になったけどまぁそこら辺はしょうがないでしょう。
彼方のゴールド(8冊目) 8/10
スポーツに全然興味なかった記者がスポーツ紙の担当となり取材していくうちにスポーツの魅力にハマっていくお話。スポーツ小説好きなんだよね~というわけで面白かった。
2019年の小説で東京オリンピックが凄く肯定的に書かれて「今書いたらどうなるんだろうな~」とかはちょっと思ったり。
出てくる人みんな良い人なのでちょっと物足りなさもあるけどこういう爽やかな小説もいいよね。
名称未設定ファイル(9冊目) 5/10
インターネットにまつわる話がメインの短編集。作者がオモコロでお馴染みのダヴィンチ恐山なのでインターネットに関するデティールはさすがなんだけどインターネットの文章だな~って感じで合わなかった。
起承転結の起承の部分辺りで終わってる話が多く、続き読んでみたい~とはなるけど正直ずるさを感じてしまった。やっぱり話を広げた後の結の部分が一番大変だと思うので。
インターネットに関する話だと興味深さはあるんだけど、最後のカリッカリのSF小説の部分はあんまりで読み飛ばしてしまった。
たぶんTwitterとかWebサイトで読んだら面白いんだろうな。エッセイは好きだったのでそっち方面の新刊出たら読みます。
朝が来る(10冊目) 8/10点
前半はめちゃくちゃおもしろ~~い!!!だったけど後半はつまらなくはないけどよくある平凡な話に落ち着いてしまったなという感想。
ミステリーだと思って読み進めてたらヒューマンドラマだったのでちょっと肩透かし
それでもラストは良いしで面白かったね。辻村深月の作品の中だと鏡の弧城の次に好きかも。
今年は結構良いペースで本読めてるので年間50冊目指して読んで行きます。
終わりで~す。