腐ったみかん

適当に書きます

振り返ると娘がうんちを持って泣いていた

5月某日、娘を振り返るとうんちを持って号泣する娘がいた。

 

 

もうすぐ2歳になる娘のトイレトレーニングを始めてはや数か月、ついにおまるでのトイレに成功したと保育士さんから連絡があった。詳しく聞くと先生に「ちっち!」とアピールして自分からズボンとオムツを脱ぎ始め、無事おまるに用を足する事に成功したとかなんとか。

「ちっち出来てえらいね~」と褒められ気を良くした娘は保育園の全ての先生に「ちっち出た!」と得意げに報告しては褒められていたらしい(かわいい)。

 

というわけで家に帰ってからも当然「えらいね~」「家でもちっち出そうなときは教えてね~」と褒めたたたえた。娘も嬉しそうだ。

 

 

その後しばらくして料理を作っている最中に娘の泣く声が聞こえてきた、どうもいつもの感じとは違う泣き方だ。

「頭でも打ったか!?」と心配になり振り返るとそこにはうんちを手に持ち「どうしたらいいの~!」と言わんばかりに号泣する娘の姿があった。

パニックになり「犬のうんちでも持って帰ったのか?」とか考えたが家に上がる前にチェックしたしさすがにそんなことはない。よく見るとオムツを脱いでお尻丸出しになっている…自分のうんちを手に持っているようだ。

 

どうやら今日の「おまるでトイレできた」という成功体験を生かし、うんちが出そうなことを察知した娘はズボンを脱ぎオムツを脱ぎ後は声かけるだけ…という段階で出てしまった…という事のようだ。なんとかキャッチするも(冷静に考えると凄い)手に持ったブツをどうしたらいいかわからず途方にくれて泣いていた。

本人も失敗したことはわかっているらしく「やっちまった~!」と顔をくしゃくしゃにして泣く姿を見ると、怒るのも可哀そうになり「大丈夫だよ~」と言いながら服やらマットやらを総洗いし激動の一日は幕を閉じる事になった。

大変だったけど、せっかくの成功体験が失敗した嫌な体験になってなければいいな。

 

 

…という出来事が私が飲み会で不在中にあったと奥さんから聞き、めちゃくちゃ気まずくなったので次の日ハーゲンダッツを買って帰りました。

誠意とは言葉ではなくハーゲンダッツハーゲンダッツは夫婦仲を救う。

 

終わりで~す。