腐ったみかん

適当に書きます

背筋の伸びる日々を送っている 子供が生まれて3ヵ月経ちました

月日が流れるのは早いもので子供が産まれて3ヵ月経ちました。

体重測定の結果を見るに順調に大きくなっているっぽい、生まれた時は2.7kgくらいだったのにもう6kg近くになってます。赤ちゃんの成長は早いのは知っていたけどわずか3ヵ月で倍になるとは驚いたね、最近はさすがに長時間抱っこはしんどい重さになってきました。

大きくなったのでエルゴの抱っこ紐(2.5万!)を活用中、今までは外に出かける時は奥さんが抱っこしていましたがエルゴも使えるようになったので自分が娘を抱えて出かける事も増えてきました。今まで意識してなかったけど子供を抱っこしているとちょっとした段差だとか…人とぶつかりやすいポイントだとか…至る所に罠が仕掛けられててかなり気を使って歩かなければならない事に気が付く。妊娠中の奥さんがやたらキョロキョロしてたのはこういう事だったのかと今更ながらわかりました。

抱っこ紐から娘を下ろすと胸元が汗でびっしょりに…子供って凄い汗をかいてるんだなと思います。首が据わったらおんぶも出来るようになって機動力上がるので早く据わってくれ~と思いながら日々を過ごしています。

 

そういえば予防接種デビューしました。思ったよりギャン泣きすることもなく1万円の飲み薬も吐き出すこともなく済んで良かった。注射された時はさすがに泣いてましたがすぐ泣き止んですやすやと…3ヵ月連続で予防接種があるので次も泣かないといいな。

 

しかし最近は哺乳瓶を拒否るように…「乳首じゃないんだが!」と言わんばかりに手を使って哺乳瓶を払いのける姿に最初は「ついに手を自分の意志で動かせるようになったか!」と感動していましたが、そんな感想はすぐどこかにいって頼むから飲んでくれ~といった感じに。おっぱいと哺乳瓶を両立できる赤ちゃんは全体の3割しかいないらしい…離乳食が思いやられるね。

 

あとは自分の力で横を向けるようになってきたのでそう遠くない未来に寝がえりが出来るようになりそう。それはそれで寝ている間にうつぶせになったりしないかなと心配はあるのだけど楽しみだな。

 

子供を見てて思ったことを書いていく。

 

 

子供がいると仕事だったり日常生活を頑張れる…とよく聞くので自分はどうかなと振り返ってみる。

最近はコロナだったり…将来への不安だったり…色々と思い悩む事が多く、ついつい背中が丸くなってしまう。そんな時に家に帰って子供の寝顔を見ると、背中に定規が差し込まれたような…なんというか体の中心に1本芯が通って背筋がピンと伸びて胸を張れる事を実感する。

何が正しくて何が間違っているのか…何を信じればいいかわからず毎日をなんとか生きているこの世界で無条件に信じられる、体の中心に一本大きな柱が立つ、胸を張れる、これって結構…いやかなり悪くないなと思う。

 

この柱というのはきっとなんでも良いんだろうと思う。仕事の能力だったり…スポーツだったり…ゲームの腕前だったり…絵の上手さだったり…それこそTwitterや今書いてあるようなブログでも良い。自分にとって他人に誇れる、辛くて背中が丸くなった時に背筋を伸ばしてくれる、胸を張れる、そんな要素が一つでもあればそれでいいと思う。

でも大多数の人間にとってそういうのって難しい。インターネットを見れば上には上がいてキリがない、自分が村勇者にすらなれない村人Aである事を嫌でも思い知らされる…この世界で自分の柱になるものを見つけるのってめちゃくちゃ大変だと思う。学生の頃はなんとなく万能感がありやればできると思っていたけど、働き始めて自分は何者でもない事に気が付いて少し落ち込んだりもした。

 

でも子供にとって自分は村人Aじゃなくて世界でただ一人の血の繋がった父親なんだよな…なんてことを考えると、自分が誰かの特別になれることって素敵だなと実感する。

子供を連れて実家に帰り、祖父母の仏壇に一緒に手を合わせながら「こうやって人は受け継がれていくんだな」とかそんなことを思ったりもした。 

 

そんな感じで子供が元気に育つことを祈りながら背筋の伸びる日々を過ごしている。