腐ったみかん

適当に書きます

家族全員コロナにかかった日記

家庭内感染が爆発して我々夫婦と1歳児の家族全員コロナ陽性になりました。いや~子供の面倒見ながらの隔離生活はめちゃくちゃ疲れた…

ぼちぼち自宅療養も終わるので書きます。

 

コロナにはかからない方が良いらしいね。

 

 

発症してからの流れを簡単に。

 

0日目(子供発症)

お昼寝から目を覚ました娘が少しぼーっとしており体温を測ったら38℃近くまで上がっていた。

普段なら様子見して後日病院行くか~という感じだけど、さすがに今はコロナ感染拡大っぷりが凄まじいのですぐに病院まで行って診断してもらう事に。

病院に着き即検査。今までやったことのある唾液の検査でなく、鼻の粘膜をぐりぐりして取る方式(こっちの方が速く結果でるのかな?)。20分ほどで結果出てコロナ陽性、翌日保健所から連絡来るのでどこにもよらないで帰ってくださいと言われる。

熱があるくらいで酸素濃度等々は特に問題なかったので通常の風邪と同じく咳止めの薬を貰って帰宅。

 

1日目(夫婦共に発症)

朝熱を測ると娘は37℃台前半になっており元気よく遊んでいる。食欲も問題なし。

昼には36℃台の平熱に戻るが鼻水と咳は継続。それと疲れているのかいつもは2時間くらいで目覚めるお昼寝を4時間近くしていた。

お昼過ぎには保健所から電話があり現状の確認、熱は下がっているし年齢的にも問題なさそうなので毎日の健康確認はなく10日後の隔離が終わる日にまた連絡しますとのこと。

隔離生活が出来ているなら濃厚接触者でも人の少ない時間帯に買い物くらいならまぁ…というのが今の見解らしい。うちは隔離出来てないから全員10日間家で過ごす事に決定。

 

完全隔離は無理なものの、一応タオルはわけたりご飯は時間ずらして壁に向かって食べたり洗濯物は別々に洗ったりと感染対策をして過ごす。

しかし対策も虚しくまずは喉がガサガサして口内が乾燥したような違和感が出始め、夜にはインフルエンザの時のような悪寒が全身を襲い「これは完全にうつったな…」と思いながら就寝。

オミクロン株の感染力はガチ。

 

2日目

娘は熱も下がって鼻水と咳もほとんどなくなり完全に元気、自分と奥さんは熱も上がり体調BADという予想していたが最悪の状況。

取りあえず病院連絡してPCR検査、前にPCR検査受けた時は1時間くらいで結果出たけど今は検査が増え間に合ってなく外注に出してるから結果は翌日になるとのこと。

ほぼ確実にコロナになっているのに看護師さん達が「待たせてごめんね」「家族みんなで大変ね」などと気遣ってくれて涙が出そうだった。

風邪の時と同じような診察をしてもらいコロナの確率はかなり高いが酸素濃度は問題ないので安静にしておいてくださいとのことで咳止め薬とトローチを処方してもらう。病院代は薬代合わせて3000円くらいだった。日本の医療制度ありがと~!!

 

娘だけが元気なのでYoutubeを駆使してなんとか乗り切る。

夜には夫婦共に微熱程度まで落ち着いた。

 

3日目

娘は完全に回復、奥さんもかなり良くなってるらしい。自分はまだ37℃台の熱が続いていたので娘は奥さんに任せてしばらく安静にすることに。

病院から連絡がありやはりPCR検査の結果は陽性、奥さんの方も陽性で家族全員コロナに感染となる。

その日の内に保健所から連絡があり10分程度のヒアリング(年齢や体重、基礎疾患の有無や濃厚接触者とか)を受けた。今は濃厚接触者判定は2日前までの行動を追っているようだ。1人1人に電話するの大変だろうから家族でまとめちゃえば…と思わないでもないけど無理なんだろうな。

救援物資については手配が間に合ってなくて療養明けに届いたりしているからネットスーパーを利用できるならそっち使ってくれとの事でなし。自治体にもよるだろうけど救援物資は当てにしない方がよさそう。

正直家にいる間はマスクして~娘の相手した後は毎回手を洗って~ってやるのは大変だったので全員感染しちゃった方が良かったのかもしれないね。

 

4日目~5日目

熱は平熱になったが鼻水や咳が続きじわーっとした体調の悪さが続く。

なぜか鼻が痛くドライノーズのような症状が出始めたので「コロナ 後遺症 ドライノーズ」などでググったりして過ごす。

普通の風邪の時に起きる症状でも「もしかしてコロナの後遺症でこの状態がずっと続くのでは…?」と不安になるのがかなりストレス。

奥さんと娘は順調に回復しているようだ。

 

6日目~

熱は完全に下がり寒気も関節痛もなし、咳がちょくちょく出るけど後遺症もなさそうだしまぁ全快と言っていいでしょうという状態。

奥さんと娘も全快のようだ。

さすがに隔離生活に飽きた娘が、玄関に突撃して靴を履きだすパワープレイをしてくるので靴脱がして部屋に連れ帰るを繰り返す。

 

 

 

というわけ解熱に2日、風邪症状がなくなるまで4日、全快まで6日程度でした。

後は保健所からの連絡を待って問題なければやっと隔離生活からおさらばになるはず。いや~長かったね。

以下思った事とかを。

 

なんだかんだコロナにかかると不安

オミクロン株は軽症が多いという話だったので死への恐怖はあまりなかったがそれでも後遺症は怖く、少しでも体に不調があると「これもしかして一生治らないんじゃ…」と不安になっていた。

いくら弱体化したとはいえ未知の病気にかかるのはやはり怖い。

 

保育園での感染拡大を防ぐのは難しい

コロナに実際にかかり子供の体調不良を事前に見抜くというのはとても難しいように感じた。

発症当日の娘は日中熱もなく公園で元気に遊び(一緒にサッカーをした)、うんちも特に緩くないなど不調を感じなかった。「少し鼻水出始めたかな~?まさかもう花粉症か?」とか思ってたら夜いきなり発熱で陽性というスピード感だった。

今思えばいつもは公園で遊んでる時は中々帰りたがらないのにあっさり帰ったり、昼食後に遊ばずすぐに昼寝したりとなんとなく「今日は疲れているのかな?」と思う部分はあったけど体調不良を見抜いて休ませるのは難しい。

こういう症状が大半ならば保育園で感染拡大するのもしょうがないなという感じ。

 

家庭内感染を防ぐのは無理

完全隔離は無理なものの一応対策していたが全滅、幼児がいる家庭は防ぐの無理でした(発症が早すぎるからみんなまとめてかかっていただけかもしれないけど)。

鼻水は我々が吸ってあげないといけないし…抱っこしてると咳するし…でマスク付けて手を洗うくらいでなんとかなる問題ではないようだ。

今までいくつか流行り病に子供がかかった事はあったけど、家族全員にうつるって事はなかったのでオミクロン株の感染力はいつもの風邪に比べて段違いっぽい。

 

コロナになると気まずい

今は以前よりは「コロナにかかるのはある程度しょうがない」というのが社会合意になっていると思うけど、それでも会社や接触のあった人に連絡するのは結構気まずかった。

しかも運悪く法事と重なっており高齢者との接触がいつも以上にあったので不安だった。(どうやら幸いにも親戚にうつったりはしてないようだ)

これが序盤の「コロナにかかる奴はルール無視して夜遊びまわってる奴」みたいな感じの報道がバンバンされてる時期だったらと思うと震えるね。

 

 

保険は確認した方が良い

自宅療養にも入院保険が適用される事をフォロワーさんから教えてもらい、保険の担当の人に確認したら入院保険降りるとの事。先人の知恵ありがたや~

家で寝てるだけなのに入院保険受け取っていいんだろうか…と謎の葛藤が少しあったがここ5年毎月お金払っているのに一度も利用した事なかったしまぁいいかと思い受け取る。

保険は確認した方がいいらしいね。

 

療養期間中に欲しかった物

日用品等はネットスーパーで補給できるけど、来るまで少しタイムラグがあるので備蓄を早めに補充する事が大切。翌日配送可!って書いてあったので熱下がってから注文しよ~って余裕をかましててたら配送枠がいっぱいで3日後が最短になり危うくトイレットペーパーと洗濯洗剤がなくなるところだった。

いつもより少し早めに備蓄を補給するといいと思う。

 

もし隔離生活が出来るなら以下の物欲しかった。結局全員感染したから必要なかったけれど。

 

ペーパータオル

タオル別々に使うため腰にタオルぶら下げたりしてたけど面倒だったのでペーパータオルがあればな~と思う事が何度もあったので使い捨て出来ると便利。

 

蓋付きゴミ箱

鼻水とか口を拭いたティッシュを捨てる用の蓋付きゴミ箱があると嬉しい。

 

ポカリスエット

飲み物がお茶しかなかったので塩を舐めつつお茶を飲んだりして凌いでいた。ペットボトルはかさ張るので備蓄するなら粉タイプがいいのかもね。

 

薬用ハンドクリーム

信じられないくらい手を洗うので手がめちゃくちゃに荒れてしまったので家にあった薬用のハンドクリームを塗ったらだいぶ良くなった。

 

 

家族全員コロナにかかったが軽症で済み、今の所後遺症もなく無事に終わりそうでホッとしている。金銭面も保険が下りるのでなんとかなりそうだ。

いくら症状が軽いとはいえ不安は大きいし何より隔離生活が非常に厳しかったのでコロナにかからなくて済むのならかからない方がいいなと改めて思った。

というわけで引き続き感染対策やっていきましょう。

 

終わりで~す!