リステに続きラピスリライツを見た。
魔法という何でもありの設定だからこそ、この作品における魔法のラインを魅せる演出が欲しかった。魔法がどういう位置づけかわからないので世界観がつかみにくかったな。
こう考えるとなろうアニメとかでよくある「その若さでこの魔法を使えるとは…」みたいなテンプレセリフって世界観をぱっと説明できる有能セリフだ。
ドッチボールやアヒル探しに時間をかけていたのでゆるゆるの魔法アニメだと思っていたら終盤魔獣が人をバンバン殺し始めて驚いた。
最終話のアイドルが歌って踊ってパワー溜めて魔獣を倒すなんて元気玉展開は激アなのはずなのに、今まで提示された世界観と魔獣がかみ合わずなんだか別々のアニメを見ているようだった。
スマホゲームがコマンドバトルRPG?らしいので魔獣とのバトルを入れなければならなかったのかもしれないがアニメの雰囲気にはあってなかったと思う。
あとはLiGHTsの面々があまり魅力的じゃなかったかな。大目標が「退学にならないこと」という少々後ろ向きなもので、成績を上げるために努力するシーンよりも失敗シーンが目立つような構成だったのでお前らちゃんとせいと、退学になったのも自業自得やんけと(その後城でだらだらし出すし)。
そういえば退学決まったライブの反則もてっきりお姉さまが妨害したりしてるもんだと思ったらそういう事でもないとはね。あれだけ先輩達に手伝ってもらってたのに反則になること知らなかったのは都合がよすぎる気が…
可愛いキャラたくさんいてライブシーンもよくて…と良さそうなものなのに不思議なほどキャラに思い入れが出来ずハマらなかったな。
やはり魔法×アイドルの新境地開拓というのは難しいのだろう。
終わりでーす