腐ったみかん

適当に書きます

受け継がれる意思とか 子供が生まれて8か月たちました

先月サボってた~というわけで子供が生まれて早いもので8か月たちました。

 

6か月の時は「寝返りしないな~大丈夫かな~」なんて思ってた娘も寝返りどころか寝返り返りも習得しておむつ交換中にぐるんぐるん回転して困ってます。ずりばいはまだまだできないものの、機動力が更に向上して気が付いたらマットから飛び出してスリッパをしゃぶろうとして慌てて取り上げる…という日々を送っています。子供って何であんなにスリッパ好きなんでしょうか。

絵本が好きらしくよく絵本で遊んでるので読み聞かせなんてしちゃったりしてます。現代の赤ちゃんにも「はらぺこあおむし」と「いないいないばぁ」が通用して驚きますね。

 

離乳食は1日2食に。最初はスプーン1杯分のおかゆを少しずつ食べさせてなんとか完食…という感じだったのが、今となってはおかゆ60gに野菜にササミに…とかなりの量を食べるようになりました。今のところはアレルギーも出ず好き嫌いなく食べてくれているのですが、たまにイヤイヤが始まり離乳食あげるのに1時間くらいかかることも…イヤイヤ期になったら毎日こんな感じなのかなと思うとちょっと身構えちゃいますね。

 

生まれたばかりの頃はミルク20gを飲むのがやっとだったけど、今となっては離乳食食べてその後におっぱい飲ませてさらにミルクも…とかなり飲み食いする量が増えてきました。体重の増加スピードが遅くて少し心配してましたが増加量が平均並みになって一安心。

 

それとひな祭りに備えて雛人形を購入しました。結構な金額で奥さんから値段聞いたときはおしっこ漏れそうになりましたが、孫パワーで両親になんとかやってもらいました。こういうのって一体どれくらいお金かけるのが正解なんだろうとかちょっと悩みますね。

 

今回は受け継がれる意思とかそういう事について感じた事を書きます。 

 

祖母が入院することになった。コロナでお見舞いも制限されてるからひ孫の顔も見せに行けないらしい、つくづくコロナって嫌な病気だと思う。

80歳を超えている祖母は今はまぁ元気だけどいつ何が起きてもおかしくない年齢。「ひ孫の顔も見れたしもう思い残すことはないね」なんて冗談が冗談にならなくなってきた。

幼い頃、死というものがとても怖くて「親がいつか死ぬ」という事実を考えて泣いてしまうことがよくあった。当然今も怖い。

葬式や法事で「親が死に、子が死に、孫が死ぬ。これが一番めでたい」「命はつなぐもの」というような法話を聞いてもいまいちピンとこず死というものから目を逸らし続けていた。

 

しかし子供が生まれ、お墓に手を合わせ「無事子供が生まれました」とご先祖様に報告している時に「こうやって命はつながっていくんだな…」と急に実感をした。

時を重ね老いに抗えず死ぬことは悲しいことだけど、次の世代に命を託す。こうやって世の中は回っているんだと思った。

 

30歳を超えて体に不調をきたすことが増え日に日に衰えていく自分が嫌になる。1年前は普通に出来た事が急に出来なくなる…そんな経験が続き歳を取るという事がとても怖かった。

でも子供は日に日に出来ることが増えていく。

お腹の中ではほんの数cm、いや数mmだったのが今となっては60cm以上になった。生まれたばかりの頃はミルク20g飲むのがやっとだったけど200gはペロリと飲み干しさらに離乳食まで食べてしまう。首がすわっておらず自分で顔の向き変えられなかったのに今となっては寝返りなんてお手の物。

きっともうすぐハイハイするようになって…動き回るようになって大変ねぇなんて奥さんと愚痴って…つかまり立ちして…よちよち歩くようになって…散歩中にすぐ疲れたと言い出してしょうがないなぁなんて言いながら結局抱っこするはめになったりするのだろう。

自我だって芽生えてくる。今は言われるがままご飯を食べてるけどあれが嫌いだとかあれ食べたいだとか…自分を主張する事を覚えるのだろう。服が気に入らないから出かけたくないとか駄々こねたりするのかな。

思い通りにいかないこともたくさんあるだろう。その時は奥さんと正解のない事についてあーでもないこーでもないと話し合うんだろうな。

 

こういう事を考えていると年を重ねるってのは意外と悪くないなと思えるようになった。

意思を託すからには娘が託されてよかったと思えるように毎日仕事を頑張っていこう。