みなさんアニメ見てますか?
なろうアニメをネクストステージに連れていくのではと睨んでいた魔王学院の不適合者なのですが…4話がめちゃくちゃ面白くて確信しました、2020年夏アニメは魔王学院の不適合者のためにあると…
(前回書いたブログ)
そんな魔王学院の不適合者4話について書いていきます。
魔王学院の不適合者が起こした革命、それは「なろう文脈を視聴者が理解している前提の超高速テンプレ消化」にあります。この圧倒的な"速"に視聴者は付いていけず「予想外の出来事は一切起きないのに驚きの連続」というまったく新しいアニメ体験を得ることができるのです。
オタクのみんなで一生懸命ツッコミ所を探してやいやい騒ぐ。そんな野暮な楽しみ方は必要ありません、つっこむ間もなく次々と話が進んでいく圧倒的なスピード感に身を任せましょう。
4話では
仲違いしていたヒロイン同士が仲直り→ヒロインのお色気シーン→時をつかさどる神を撃破→過去改変→(ついでに)ヒロインに指輪をはめる
という箇条書きでもそこそこボリュームありそうな話を1話で消化してしまいます。
なんか強そうな敵(しかも時を止められる!)がBパートで出てきた時はさすがに来週に持ち越すのかと思いましたが自分が浅はかでした…時を止めるというラスボス辺りが持っててもおかしくない能力の敵ですが、「時間を止めたくらいで俺の歩みを止められると思ったか?」というあまりにもカッコいいセリフと共に時の止まった世界を普通に闊歩するアノスさんにガン処理されます。暴虐の魔王の前では時を止める事など無力なのです。
その後ついでくらいのノリでヒロインの左手の薬指に指輪をハメてあげます。右手にするとか…他の指にするとか…そういう焦らしは一切必要ありません。なぜなら魔王だから。
あと2話くらい使って一区切りつけるのかな~と思ってましたが魔王様の圧倒的な"速"の前には30分という放送枠は長すぎました。
不適合者については敵から「この世の理から外れた不適合者め…」と少し言及されてました。てっきり魔法科高校の劣等生における劣等生や失格紋の最強賢者における失格紋のような社会から蔑まされるデメリットのあるものだと思っていましたが違うようです。
むしろ唯一無二という事でメリットだったりするのかな?
最後にアノスさんの名台詞を書いておきます。
「殺したくらいで俺が死ぬと思ったか」
「魔王とはなんだ?力か?称号か?権力か?いいやどれでもない、俺が俺であるということだ」
「願うな、祈るな、ただ我が後ろを歩いてこい。お前たちの前に立ちふさがるありとあらゆる理不尽をこの俺がたった今から滅ぼしつくす」
アノスさん…あまりにも…
4話でサーシャとミーシャの話が終わり一区切りついた魔王学院の不適合者が次からどのような展開になるのか、ますます目が離せませんね!