最近はマラソンの練習としてルームランナーで走りながらプライムビデオで配信されている番組をよく見ています。
その中で特に面白かったものについてブログ書こうと思います、今回は有田と週間プロレスと。
本当に面白いんか?と思いつつ見たらはまってシーズン3まで一気に見てしまいました。
プロレスにどんなイメージを持っているでしょうか。
むさ苦しい...八百長…
学生の頃はK-1やPRIDE全盛期、バチバチに殴りあって派手なKOかます格闘技が話題の中心でありプロレスが話題に上がる事なんてほとんどなし。
ロープにふって…コーナーに登って…とプロレスのお決まりのパターン見て「あんなの避けりゃいいじゃんw」と思って小ばかにする、そんな人間でした(自分の世代の多くはそんな感じだったと思う)
プロレスをまともにテレビで見たのは小川-橋本の負けたら即引退スペシャルくらい。これも即引退というインパクトとバラエティー色が強かったので見ただけでプロレスを純粋に楽しんだかといえばそうでなかったように思う(そういう人が多かったのか視聴率敵には成功したらしい)
あとは浦安鉄筋家族にプロレスラーをモデルにしたキャラが出てくる(ひたすらうんこ漏らすだけの国会議員とか)から名前は知っているとかそれくらい。
くりぃむしちゅーのANNを良く聞いていたがプロレス話にはついていけず、上田の「キングコングバンディと猪木のボディスラムマッチみたいになってんけどよ!」ってツッコミにまったくピンとこず…特にプロレスに触れることなく過ごしてきました。
アマゾンプライムビデオで一通りアニメを見終えた後、次に見るもの何かないかな~と探していた時になんとなく見始めたのが有田と週間プロレスと。
くりぃむ有田が週間プロレスを見てその時あった出来事を語りまくるというシンプルな番組。
圧倒的に評判が良いのはプロレスオタが見てるだけだからじゃないの?と思いつつ見てみるとプロレスを知らなくても面白い高評価もうなずける。
第1回はピースの綾部をゲストに迎え新日本vsUWFインターの東京ドーム(プロレスオタ的には超大事件らしい)について語るのですが、綾部がちょうど良い感じにプロレスを知らないで力道山から始まり馬場と猪木の全日親日、そこからさらに別れて~と一緒になってプロレスの歴史を学べ1回の放送でちょっとプロレスに詳しくなった気さえします。それくらい有田のトーク力が素晴らしいしなりより熱量がある。
これを見れば「出てこいや!」って言うだけのおじさんだと思ってた高田の悲哀…パラパラ踊る方が有名になってしまった長州力の生き様…アントニオ猪木のカリスマ性…テレビ出てるよくわからないと思っていたプロレスラーたちの積み上げてきた歴史を少しですが知ることができます。
好きな回は初回の親日vsUWFインターとシーズン3最終回の桜庭特集。
もちろんプロレス知らない人がいきなり桜庭特集見てもそんなに楽しめないでしょう。ちゃんと初回から見てプロレスの歴史を学び…有田の絶妙な語り口に笑い…時には胸が熱くなり…そうすることで桜庭という男がいかに偉大であったか、プロレスファンがどうして彼に熱狂したのかを知ることでいきなり最終回を見るより何倍も楽しく見ることができると思います。
シーズン3を見終わる頃にはプロレスラーを見る目が変わってしまうかもしれませんね。
有田が途中で「プロレスは長く見れば見るほど面白い」と語る場面があります。歴史を重ね、因縁…和解…様々な事を経験すればするほど全てが繋がり色んな目線で見ることができると。
プロレスに限らずアイドル、ゲーム全てに言えるのではないでしょうか。
オタクに歴史あり。
今までの歴史に入れなかったことを後悔するのではなく、これからの歴史を積み上げられるそんな風に生きていきたいですね。